皮膚は体の重量の約1/6を占める体の中で最も大きな臓器です。その働きは、ただ体の表面をおおうだけではなく、水分の喪失を防ぎ、体温調節、物理化学的な刺激からの防御や免疫機能など大切な役割を担っています。皮膚科では、皮膚という巨大な臓器に出現するすべての病気を扱います。皮膚の病気は、虫さされ・かぶれなど一過性のもの、いぼ・水虫など数週から数ヶ月かかるもの、アトピー性皮膚炎・乾癬など長い目でつきあっていくものなど様々です。当院では皮膚科専門医として培った豊富な知識と経験をもとに、正確な診断とそれぞれの疾患に応じた適切な治療を提供していきたいと思います。

お子様の肌は非常に敏感で、皮膚のトラブルが多くみられます。また、とびひやみずいぼなど小児特有の皮膚疾患もあります。小さなお子様は、かゆみや痛みといった症状を自分で訴えることが難しく、発症早期に気づかれにくいケースや、単純なものでも早期診断が難しいケースもあります。お子様の皮膚の異常に気付かれましたら、お気軽に当クリニックにご相談ください。できるだけ痛くない治療を選択し、こわがらずに受診できるように心がけています。

• 帯状疱疹ワクチン
  帯状疱疹を予防するワクチンです。ワクチンを接種する事で帯状疱疹の発症はおよそ半分に、また発疹後に痛みが残る人の数はおよそ3分の1になったという結果が報告されています。50歳以上の方が受けられます。
• 巻き爪に対するワイヤー治療
  わん曲して食いこんでいる爪を形状記憶合金ワイヤーで矯正する治療です。